基本をおさえた収納計画を立てれば、片づけやすい住まいを実現できます。
スペースを確保するだけでなく、立体的に活用し、出し入れのしやすさだけにとどまらず、
ママの毎日の家事も助けてくれてぐんとラクにする収納の仕組みって?
たとえば洗濯をいつするのか、帰宅後の着替えをどこでするのか、
学校から帰ってきてからの行動など生活パターンをひとつ一つ検証し、
暮らしをイメージしながら収納の計画をしていきましょう。
そうすることで、家族みんなが片づけやすい、快適なお家になります。
こども達がおもちゃで遊ぶ、パパが新聞や雑誌を読む、ママが家事をする。
それぞれがそれぞれに遊びや勉強、仕事をすることもあれば、みんなで一緒にテレビを見たり、ご飯を食べたり。
家族が一緒に一番長い時間を過ごすリビングは、その場ですることも多く、たくさんのものが持ち込まれます。
ちょっと気を緩めると、あっという間に散らかりがちに。
リビングにあふれるものをきちんと片づけるには、家族で共有できる収納がオススメです。
片付かない原因の一番の理由は収納場所がないまたは収納がしにくいということ。
片付けにくさからついつい出しっぱなしに。が、片付かないスパイラルのはじまりなんです。
普段使うものが出し入れしにくい
おもちゃにはじまり、掃除道具など、頻繁に使うものを、取り出しにくい場所にしまっていませんか?出し入れしにくい収納は、ものが出しっぱなしになる可能性が大。普段使うものの収納こそ、使い勝手の良さが大切なのです。
収納が生活習慣にそぐわない
外から帰るとすぐにランドセルを置きたいですよね。それはどこに片付けます?リビング学習をメインに考えるならスタディカウンターの一角にランドセルが座れる場所を作ってあげましょう。帰ったらランドセルはここ。この習慣が散らかりを防ぎます。
使う場所から遠い位置に収納がある
使う場所から遠いところにしまうと、元の場所に戻すのが億劫になり、出しっぱなしになります。収納は量だけでなく、収納する場所も大切です。例えばリビングの掃除道具はリビングに収納スペースを、読書する場所に本棚を、ゲームをするTVのそばに収納できる場所をというように使う場所に必要な分だけの収納スペースを確保することが理想です。